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スルガ銀行 株式会社 様

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mcAccess eロゴ

活用事例
平成20年5月導入

スルガ銀行 株式会社 様
所在地 静岡県沼津市通横町23


災害時の円滑な通信体制を確保するためにmcAccess e を導入。
厳しい条件下でも業務を継続。お客様の便宜を図ります。

スルガ銀行株式会社様

スルガ銀行株式会社様
災害対策本部の本店基地局に設置された mcAccess e 。

広域の全店舗をクリアな音声で結び、情報収集&指示伝達。他の通信手段との補完を可能とする情報ネットワーク構築をめざします。

「お客様が困ったとき親身になって対応するためにmcAccess e は、店舗間を音声で結ぶ心強い味方です」



[インタビュー] 経営企画部総務の杉山恭義 様

スルガ銀行株式会社様

スルガ銀行は、沼津市に本店、静岡・神奈川の地銀激戦区に多くの支店がある地方銀行で、ITを駆使した先進性と独自性のある経営を展開しています。営業基盤となる地域は、かねてより東海地震の発生が予測され、同銀行においても大規模災害への備えに余念がありません。
同銀行での無線の利用は、当初、業務用無線を現金輸送時の連絡用として、次に、災害時連絡用として使うものでした。やがて携帯電話が普及する中、「遠距離の通話が不可能」「親局と子局の通話のみである」など、機能に物足りなさも感じていました。そこで、緊急時防災用通信システムを更新するにあたり、従来の業務用無線に替わるものとして2008年5月に導入したのが mcAccess e でした。

「無線従事者を配置する必要がなく、関連する事務負担も軽減されるなど、多彩なメリットが mcAccess e 導入の決め手となりました」。
銀行には、災害発生時に資金の流れや決済をストップさせないという金融機関としての大切な使命があります。導入時は、BCP(事業継続計画)の重要性が叫ばれた時期でもあり、全店舗へ導入することに。2008年8月には、新設された札幌、仙台、福岡、各市の3店舗にも増設。「広域でクリアな音質が確保できる」「秘話性に優れる」など mcAccess e の使い勝手のよさが改めて評価された結果、災害発生時には本部統括のもと、全国ネットで被害状況の確認、情報の共有、支援の指示伝達などを円滑に行える体制となりました。

今後、同銀行の他の通信手段との連携や補完を可能とすることをめざし、完成度を高めていくそうです。そして大切なのが、災害時に機器を上手に使えること。これからは、防災訓練や年2回行われる全社の不要書類廃棄時はもちろん、普段から mcAccess e をテスト使用する機会を意図的に設けて、使い慣れていきたいとのこと。自前の情報通信網を確立し、顧客サービスや危機管理に上手く使いこなすことで、日々進化、躍進するスルガ銀行。将来的には、ATM搭載の移動窓口車、アクセスビーグルにGPS機能を付加し、災害時の入出金はもちろん、犯罪抑止に利用することも検討しているそうです。

スルガ銀行株式会社様

スルガ銀行株式会社様

本店の災害対策本部から各支店へ指示を出します。 

スルガ銀行沼津本店外観。

ポイント
無線従事者の配置が不要。電波法の手続きも軽減
 他の一般業務用無線と異なり、無線従事者の配置が不要。
店舗拡大に伴う広域での使用が可能
 全国広域通信網で通信OK。デジタルならではのクリアな音声。
   秘話性も優れています。
状況や目的に応じて多様な通信が可能
 本部からの一斉通信、店舗間のグループ通信、個別通信と
   使い分けができて便利です。
(一財)移動無線センター(Press平成21年発行)掲載内容は取材当時のものです。