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北海道エアポート(株) 様

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mcAccess eロゴ

活用事例
令和2年6月導入

北海道エアポート株式会社 様
所在地 北海道千歳市美々987番地22 ターミナルアネックスビル5F
https://www.hokkaido-airports.co.jp/
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ユーザープロフィール

北海道エアポート(株)本社

北海道エアポート(株)様 本社の入っているビル

日本国土のおよそ22%の面積を占め、周りを太平洋、日本海、オホーツク海の3つの海に囲まれている北海道。本州との移動は空路を利用する人の割合が多く、空港は北海道においてとても重要なインフラとなっています。

2020年、北海道エアポート株式会社 様による北海道内7空港(新千歳空港、稚内空港、釧路空港、函館空港、旭川空港、帯広空港、女満別空港)の運営、管理がスタートしました。7空港の広域一括民営化は国内空港初の試みということで、非常に注目されています。

北海道エアポート(株)安全推進室 安全推進課の笹原様に、MCA無線の導入経緯などについて伺いました。

新千歳空港

IP無線だけではない安心

北海道エアポート(株)笹原様

北海道エアポート(株)
安全推進室 安全推進課 笹原 様

当社が運営を開始する前まで使用していたアナログ無線機は、通信できない場所があり、主に携帯電話を使っていました。携帯電話は1対1の通信となるため、複数の人間に音声を届けることはできません。
7空港の一括運営に向け、BCP(事業継続計画)のための以下の条件を満たす通信機器を探していたところ、たどり着いたのがmcAccess e+(※)でした。

1)7空港すべてをカバーし、広域で使用できる
2)災害に強い実績がある
3)空港周辺で導入している自治体がある

新千歳空港_管制塔

mcAccess e+を導入してからは、これまで繋がらなかった場所でも通信できていますし、複数の人間が同時に情報を共有できるようになりました。MCA無線のエリアから外れIP無線だけの空港もありますが、MCA、IPの両方が利用可能な空港は通信の二重化をしていた方が安心です。社長の自宅にも無線機を配備し、緊急時に備えています。

年2回行われる災害対策訓練は、各空港に設置した対策本部を中心として行われ、一斉通信により本社が他空港の状況を把握することができます。さらに、各部門がグループ通信を活用し、日常業務でも利用しています。

(※)mcAccess e+
災害に強いMCA無線とエリアの広いIP無線が一体化したmcAccess e+は、互いのエリアが重なっている場所では、一台で通信の二重化を実現しています

新千歳空港内

お客様の安全、安心のために

新千歳空港内

北海道への観光客の誘致、観光振興による地域経済の活性化も一つの目的ではありますが、何よりも空港を利用するお客様の安全、安心の確保が第一です。
今後は、MCA無線を導入している空港近隣の自治体様と連携し、さらなる強固なBCP対策、情報共有に繋げていければと考えています。

お話を伺う中で、「お客さまの安全、安心の確保があってこそ」との熱い想いがとても印象的でした。ホームページに掲載されているBCPを拝見すると、電源、食料、交通機関・・・驚くほど多岐にわたる事態を想定し、対策を取られています。

雄大なスケールの自然、四季折々の絶景、新鮮な海産物など、人々を惹きつける北海道は海外からも注目されています。 多くのヒトやモノが集まる空港の安全を守るため、MCA無線が少しでもお役に立てれば幸いです。

 空港を楽しもう! 
新千歳空港のお土産売り場は魅力的な商品があふれ、北海道に住むわたしたちでもつい足を止め、自分のために何かを買いたくなってしまいます。館内には北海道グルメを楽しめる飲食店はもちろん、映画館、温泉、ミュージアムもあり、飛行機の離着陸を眺めるのも楽しいものです。
ぜひ空港そのものを楽しむために、訪れてみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は取材当時のものです(令和4年5月 取材)